薬局薬剤師ってどんな仕事? ‐仕事内容・将来性・激務と言われる理由を現役薬剤師が徹底解説!

薬局薬剤師に興味はあるけれど、具体的にどのような仕事なのかが掴めず、

「自分にやれるのだろうか」
「イメージと違ったらどうしよう」
と不安になっていませんか。

実は、薬局薬剤師の仕事は近年大きく変化しており、ひとことで説明するのが難しくなっています。

外来対応が中心の薬局もあれば、在宅医療を軸に動いている薬局もあり、

同じ「薬局薬剤師」でも、日々行っている業務や求められる役割は大きく異なります。

そのため、全体像を知る機会がないまま、漠然と不安だけを感じてしまう方も少なくありません。

私は薬局薬剤師として5年以上勤務し、現在も現役で現場に立っています。

これまでに10を超える現場を見てきた経験から、制度や時代の変化によって、薬局薬剤師の働き方がどのように変わってきたのかを肌で感じてきました。

この記事では、薬局薬剤師の仕事内容の全体像と、近年起きている変化、そして今後の将来性について整理します。

読むことで「仕事としてどうなのか」「自分にできそうなのか」を考える材料が得られるはずです。

この記事の結論

  • 対物業務から対人業務への移行中で、薬局業務が変わっている
  • 仕事内容の比重は職場によって大きく異なる
  • キャリアとしての将来性はある
  • 今後は変化に対応できないと仕事が辛くなる可能性がある。
  • 面接の機会を活用して、自分に合った職場を探そう。

薬局薬剤師は、数ある薬剤師の働き方のひとつにすぎない

薬剤師の働き方には、数多くの選択肢があり、薬局薬剤師も選択肢のひとつに過ぎません。

薬剤師の働き方というと、

  • 病院
  • 薬局
  • 製薬会社

といった進路を思い浮かべる方が多いことでしょう。

しかし実際には、薬剤師が活躍できる場はそれだけに限られません。

たとえば、

生活用品メーカーや化学メーカーでの品質管理、水道局での水質管理、麻薬取締官や科捜研などがあり、

薬剤師の専門知識が活かされる分野は、一般に想像されている以上に幅広く存在します。

花王やアース製薬にも薬剤師がいるよ。

このように考えると、

薬局薬剤師も薬剤師という職業の中にある、数ある選択肢のひとつとして位置づけるのが適切です。

重要なのは、

どの働き方が自分の興味や強み、価値観に合っているかどうかです。

薬局薬剤師は、地域医療に深く関わることができる一方で、病院や企業とは求められる役割やスキルが異なります。

さらに、同じ薬局薬剤師であっても、薬局ごとに求められる資質が異なります。

このような違いを理解しないまま、なんとなく選んでしまうと、

「思っていた仕事と違った」と感じやすくなります。

そのため、薬局薬剤師という選択肢を、過度に理想化も過小評価もせず、


薬剤師という仕事全体の中でのひとつの選択肢として捉えることが大切です。

その上で、実際にはどのような仕事内容があり、

職場によって何がどう変わるのかを具体的に理解していく必要があります。

薬局薬剤師の主な仕事内容

調剤業務

調剤業務は、薬局薬剤師の基本的な業務のひとつで、

処方箋の指示に従って、薬を用意する工程全般を指します。

基本的な流れ自体は学生時代に学んだ通りですが、

同じ調剤業務であっても、仕事のやり方や負担感は薬局によって大きく異なる

という点は、あらかじめ押さえておくべきポイントです。

たとえば、水剤の調剤ひとつを取ってみても、その違いは顕著です。

私が勤務していた小児科前の薬局では、

ドリンクバーのようなハイテク機器が水剤を自動で調製しており、

薬剤師は確認や服薬指導に十分な時間を割くことができる環境でした。

一方、大学病院前の薬局では小児患者がほとんど来局しないため、

水剤調剤は手作業で行うことが多く、

学生時代に学んだように分量計算をして、薬を量って、メスアップして、という流れで調剤していました。

設備の違いは、働きやすさに影響します

学生時代の実習経験を基準に考えると、

働き始めてから「想像していた業務と全く違う」と感じる可能性もあります。

そのため、職場選定や面接の際には十分なリサーチを行い、自分に合った職場かどうかを見極めることが大切です。

監査

学生時代の実習経験を基準に考えると、

働き始めてから「想像していた業務と全く違う」と感じる可能性もあります。

そのため、職場選定や面接の際には十分なリサーチを行い、自分に合った職場かどうかを見極めることが大切です。

服薬指導・患者対応

薬歴管理

疑義照会・処方提案

保険請求

在宅業務

施設業務

多職種連携

夜間対応

医薬品等管理業務

法令対応

スタッフマネージメント

教育実習生の対応

地域活動

勉強会

営業活動

主な仕事内容は共通だが、比重は薬局ごとに異なる

職場選びによって満足度に大きな差が出やすい

国からの評価により同じ仕事でも報酬が変わる

薬局業界はすでに転換期に入っている

将来的なキャリアは想像以上に幅広い

これからは行動力・コミュニケーション能力が重要に

今後は薬局で病院並みの業務が求められる

働き方は多様化している

「きつい」といわれるのは、仕事内容だけが理由ではない

年収は働き方や役割によって幅がある(500万~800万)

【まとめ】面接の機会を利用して、合う職場を選択しよう