ホリエモンこと堀江貴文さん著の『ゼロ』を読みました。仕事、お金、人生について幅広く学ぶところが多いこの本で僕が一番考えさせられたのが、”親から本当の意味で自立することで、初めて社会の中で自立することができる”という一節。ここでは書評というより、この一節から感じ学んだことを書いています。
堀江貴文さん著の『ゼロ』を読んで
自分に自由がないことを”親のせい”にしていたことに気づいた
163ページ:あなたは本当に自立できているか
精神的に親から自立して、物理的、そして経済的にも自立すること。この一歩を踏み出したとき、人はようやく「自分の頭」で物事を考えられるようになる。
もし親孝行という言葉が存在するのなら、それは、一人前の大人として自立することだ。ここは年齢や性別に関係なく、自問してほしい。
あなたはほんとうの意味で親元を離れたと言えるのだろうか?両親への感謝とは別に、しっかりと自分の足で立っているだろうか?なにかを決めるとき、親の顔がチラついていないだろうか?いざとなったら、親に助けてもらえると思っていないだろうか?
僕の一番足りてないところが分かった気がします。僕はやっぱり子どもだったのです。
”親のせい”にして逃げていた
今まで”親のことを考えて、親が喜ぶことをする”ことがいいと思ってました。だから「親が反対する、不安になるからこれはやめとこう」という思いから、自分の本当にやりたいこと、またはそれを考えることを我慢していました。
でもこれは、自分がやりたいことを我慢するのを、”親のせい”にしているんです。「親のことを考えたら…」というのは美しい言葉に聞こえますが、実際は思い通りにいかないことを人のせいにしてるわけです。
また、このように人のせいにすることで、”自分で考える、決定する”ことから逃げています。これではいつまでたっても自立などできません。自分では何もしない人間なってしまいます。
親から本当の自立を
僕はこのままの人生で終わるだけは嫌です。だから責任を負って自分で意志決定をできる人間になります。そこからようやくスタートできるんだと思います。
『ゼロ』読み終えると今すぐ行動をしたくなる本
自立のことだけでなく、冒頭で述べたとおり仕事、お金、人生について学ぶことがほんとに多いです。わくわくしてきます。人生が変わるといっても過言ではない一冊『ゼロ』を、僕は超絶おすすめします!
自立についてもっと深く書かれた記事
親と子、それぞれの自立 - Chikirinの日記←こちらの記事は親が子から自立することについても書かれています。すごい衝撃を受けた記事だったのでおすすめします。
おまけ – 『自立できることを自慢するスヌーピー』
「きみとぼくの決定的な差は自立できるかできひんか、やな」
その”自立”とは違うで~(; ・`д・´)